第1回、肺ゆう会開かれました
2016年2月6日、神戸クリスタルタワー6階の、ひょうごボランタリープラザにて第1回「肺ゆう会」が開催されました。
20人ほどのこじんまりとしたスペースを用意したのですが、31名の多くの方の参加を得て、盛大かつ成功裏に終わることができました。
皆さんに一言いただきました。その中から選んでまとめてみます。
セカンドオピニオンを受けたいが、現在観てもらってる先生との人間関係が気になって、切り出せない。
Ⅳ期でもうすることが無い、と、冷たくいわれて、真っ暗になってしまっている。
もう抗がん剤もできないといわれたが、まだ生きたい。どうすればいいか?
診察の時は、流れ作業のようで、顔も見てくれないし、体も触ってくれない。もうちょっと親身に観てほしい。
肺がん患者の悩みは尽きません。
全国肺がん患者会連絡会議 ホームページで、古川が書いたことをもう一度書きます。
http://www.renrakukaigi.net/r-kaigi-3.html
肺がん患者会は、具体的にどういうことを、するのか? に対する古川の考えですが、
肺がん仲間を増やす
臨床研究・治験の症例集積に協力し、肺がん医療を進める
患者支援・・メディカルスタッフだけでなく患者が患者支援を行う。共感支援とか感情の共有は患者が得意ではないか
医師は医療としてがん患者の「治癒」を行っているが、「癒す」部分は時間の制限や、能力不足でできていません。全人的ながん医療(身体的・心理的・社会的な問題等)の内、医師ができるのは、身体的な医療だけなんです。心理的な部分・社会的な問題は、我々患者同士で解決してゆきたいと思っています。
皆さんの、少しの協力で、できます。
次回「肺ゆう会」に、参加をお願いします。